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宮城電気鉄道キ1形電気機関車(みやぎでんきてつどうキ1がたでんききかんしゃ)は、宮城電気鉄道(現在のJR東日本仙石線)が、1924年(大正13年)に新製した直流用電気機関車である。 後年の改番によってED27形と改称されたのち、宮城電気鉄道の戦時買収・国有化に伴って本形式も国鉄(当時の鉄道省)籍へ編入された。 == 概要 == 宮城電気鉄道は同社路線の開業に際して、1924年(大正13年)にキ1形1・2の2両の電気機関車を新製した。2両とも電気部品はアメリカのウェスティングハウス・エレクトリック社製の製品を採用したが、機械部分はキ1がボールドウィン・ロコモティブ・ワークス社において新製した完全輸入機であったのに対し、キ2は日本車輌製造において新製した準国産機であった。両車は外観デザインこそ同一の意匠であったものの、各部寸法は全て異なっていた。 両車とも短い車体の前後にボンネットを有する凸型電気機関車である。運転台前面の向かって左側(助士席側)に出入口を設けた関係で、ボンネットは右側に寄せられている点が特徴であり、信濃鉄道1形(後の国鉄ED22形)など、本形式と同じくウェスティングハウス・エレクトリック社において新製された電気機関車各形式と同様である。また両車は台車が異なり、キ1が釣り合い梁式の軽快なものであるのに対し、キ2では板台枠の重厚なものを装備している。また、キ2では車体中央下部に通風口を2か所に設けている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮城電気鉄道キ1形電気機関車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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